「火災保険」構造級別判定時における「セメント押出成形板」の取扱について
1.構造級別の運用における変更(住宅物件料率/一般物件料率に共通)
外壁材の各商品の名称に「セメント」と「押出成形」の単語が含まれるものは、
「セメント押出成形板」に該当するとし、B 構造/2 級構造とします。
(1)具体的には住宅物件料率/一般物件料率における、「セメント押出成形板」の
取扱を変更します。変更後 変更前
• 「セメント押出成形板」とは(株式会社ノザワ、三菱マテリアル建材株式会社、昭和電
工建材株式会社)の「セメント押出成形板」を指します。
• 外壁材で「セメント」と「押出成形」の2つの単
語が名称に入っているものについては、「セメント押出成形板」として取扱います。
• 「セメント押出成形板」とは(株式会社ノザワ、三菱マテリアル建材株式会社、昭和電
工建材株式会社)の「セメント押出成形板」を指します。
近年、窯業系サイディングメーカーが製造している商品の一部においても
名称に「セメント押出成形板」の名称を使用するものがあり、
検討の結果運用方法を変更する事と致しました。
※「セメント押出成形板」とは:
セメント・けい酸質原料および繊維質原料を主原料として、
中空構造(なかが空いている空洞構造)を有する板状に押出成形し
オートクレーブ養生したパネルです。
(2)火災保険料率の「適用料率に関する規定」
火災保険の「適用料率に関する規定」において下記のように定められています。
(「適用料率に関する規定」より一部抜粋)
<コンクリート造>
コンクリート造とは、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、
鉄骨コンクリート造、無筋コンクリート造、
軽量コンクリート造(気孔性コンクリート造を含む。)、
プレストレストコンクリート造、プレキャストコンクリート造、
軽量気泡コンクリート造(ALC造を含む。)またはセメント押出成形板で造られたものです。
<B 構 造>
1.外壁のすべてが下記のいずれかに該当する建物
(a)コンクリート造
(b)コンクリートブロック造
(c)れんが造
(d)石造
2.土蔵造建物
3.鉄骨造建物で、外壁のすべてが下記のいずれかに該当する建物
(a)不燃材料または準不燃材料で造られたもの
(b)不燃材料で被覆されたもの
4.建物の主要構造部のうち、柱、はりおよび床が木材または鉄骨を防火被覆したもので
組み立てられ、外壁のすべてが不燃材料または準不燃材料で造られもしくは
被覆された建物。ただし、外壁、柱、はりおよび床については、
通常の火災時の加熱に45 分以上耐える性能を有するものに限る。
外壁の全てが「セメント押出成形板」の場合はB構造/2級構造となります。
2.実施日
保険始期日が2008 年6 月1 日以降の契約について適用します。
(保険始期日が2008 年5 月31 日以前の契約については、遡及して適用しません。)
3.「セメント押出成形板」の判定方法
外壁が「セメント押出成形板」に該当するかは、各商品の名称に「セメント」と
「押出成形」の単語が含まれるかにより判断します。
〔セメント押出成形板に該当する例〕
商品名 名称 理由
ネオロック・光セラ
ネオロック・セラ
ネオロック・16
繊維混入軽量セメント押出成形板
セラディール 繊維混入セメント押出成形板
モエンサイディングS パルプ混入セメント押出成形板
「セメント」「押出成形」
両方の表記がある
〔セメント押出成形板に該当しない例〕
商品名 名称 理由
ネオロック18 ガラス繊維混入けい酸カルシウム押出成形板
「押出成形」の表記のみ「セメント」の表記無し
エクセレージ広幅 繊維混入フライアッシュセメント板
モエンネクステージ 繊維混入セメントけい酸カルシウム板
「セメント」表記のみ
「押出成形」の表記無し
ALC 版同様、工務店等に使用している外壁材について確認を取るなど
手段にて情報収集を行い、構造級別の判定をお願い致します。
工務店等に問合せても確認できない場合は、従来の通り、
入手できた情報に基づき構造級別を判定します。
(「セメント押出成形板」と確認できなかった場合は、C 構造/3 級構造と判定します。)
火災保険の事なら
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